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コラム源さんの独り言
電源に関するネタ話 源さんの独り言
2005/10/25 ノンストップ電源の中身ってどうなってるの?
源さんイラスト ニプロンでは、ATX電源を中心にコンピューター用電源の標準品が幅広くラインナップされているけど、その中でも特徴的なのがニプロンが独自で開発した、停電時の出力バックアップ機能付きの「ノンストップ電源」じゃないかな。ノンストップ電源については、前回の「源さんの独り言」でも少し紹介させてもらったけど、「UPSがいらなくなる」って、いったいその中身はどうなっているのか気になるところだよね。今回はその中身について少し紹介させてもらおうと思います。

 ノンストップ電源について、お客様からよく聞かれるのが、「出力の切り換え時間はどれくらいですか?」という質問なんだけど、結論から言ってノンストップ電源は「無瞬断」で出力をバックアップできるんだ。これは、ノンストップ電源の大きな特長の一つなんだけど、なぜかって聞かれると、なかなか言葉では説明が難しいなあ。そういえば、ニプロンHPの中に、これにつてい解説しているページがあったっけ。そうそう、

https://www.nipron.co.jp/pdf/cyclopedia/chapter5/5-2-1.pdf

に図解がありました。普通のATX電源のトランスにはAC入力側巻線とDC出力側巻線の2つの巻線があって、AC入力側巻線からDC出力側巻線へ電力を供給しているんだ。これだと、当然AC入力が停電するとDC出力は途絶えてしまいますよね。これに対して、ノンストップ電源の場合は、トランスにバッテリー入力用巻線が追加して設けられていて、AC入力側の電圧が低下してくると、自然にバッテリー用巻線から電力を供給するようになっているんだ。このため、ノンストップ電源では、停電時もDC出力は切り換え無しの無瞬断で出力をバックアップすることができるってわけだ。

 また、今までのUPS方式と比べて、大変シンプルな原理・構成にできている上に、AC側回路とバッテリー側回路が並列接続の構成になっていることでより信頼性が高いっていうのも特徴的だと思うよ。

 それから、トータルの運転効率についても、常時インバーター方式のUPS+ATX電源の組合せの場合が50〜60%程度であるのに対して、ノンストップ電源の場合は70〜80%にもなる。電気代を考えると、これも結構うれしい特長だよね。

こんなふうに、いろいろな特長満載のノンストップ電源なんだけど、ニプロンでは、この回路方式を「2ゲート・2エンジン方式」と呼んで、約10年程前から商品化に力を入れてきたんだ。開発当初には、いろいろな苦労話もあったようだけど、今では特に停電対策を中心に信頼性を求められる各種産業機器の分野において、ノンストップ電源の利用価値を広く認めて頂けるようになり、ほとんどの大手FA用PCメーカーさんに、ご採用を頂けるようになりました。苦労してきたかいがありました…。ありがとうございます。

今後もニプロン独自の「2ゲート・2エンジン方式」の特長を活かした高効率・高信頼性の製品開発に力を入れていきたいと考えていますので期待していてくださいね。
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