PVマキシマイザーとは?
様々な環境で太陽光パネルの発電量を最大化するシステムです。

通常、太陽光パネルは1枚でも発電量が低下したものがあると、全体の発電量まで下がってしまいます。
PVマキシマイザーなら、ストリング(パネル1列)ごとに発電を自動で最適化し、一部に発電低下があっても、全体から最大限の電力を引き出すことができます。
さらに、影やパネルの枚数・種類・設置角度の違いによる発電低下にも対応し、設置条件に縛られず、太陽光発電所の可能性を高めます。
特長1 | 発電効率を最大化
従来のパワーコンディショナ(PCS)
太陽光パネルで発電した直流の電気を、建物や電力系統で使える交流の電気に変換する装置。
は、複数のストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのことをまとめて制御します。
そのため、ストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのことごとの動作電圧
太陽光パネルの発電量が最大となるように追従・調整される電圧のこと、この制御は「MPPT制御」と呼ばれる。
パネルの発電状況が異なると最適な動作電圧も変化し、複数のストリングを一括で制御する場合は、動作電圧も一括されてしまう。
の違いに対応できず、ストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのこと毎に条件が異なると全体の発電効率が下がってしまいます。(下左図)
一方、PVマキシマイザーはストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのことごとに発電を制御するため、条件が異なっていても、それぞれの発電能力を最大限に引き出すことができます。(下右図)
PVマキシマイザーはストリング単位で太陽光パネルの発電を制御
通常、太陽光パネルに故障や不具合が起きると、発電量の低下の影響は全体に及びます。
問題のあるパネルをその都度交換すると工事や費用が増え、パネル自体を取り外したとしても、全体の動作電圧
太陽光パネルの発電量が最大となるように追従・調整される電圧のこと、この制御は「MPPT制御」と呼ばれる。
パネルの発電状況が異なると最適な動作電圧も変化し、複数のストリングを一括で制御する場合は、動作電圧も一括されてしまう。
のバランスが崩れるため、十分な電力を取り出せません。
PVマキシマイザーなら、一部のパネルに問題があってもストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのことごとに発電を調整しているので、不足分の動作電圧
太陽光パネルの発電量が最大となるように追従・調整される電圧のこと、この制御は「MPPT制御」と呼ばれる。
パネルの発電状況が異なると最適な動作電圧も変化し、複数のストリングを一括で制御する場合は、動作電圧も一括されてしまう。
を補い、発電を止めずに運転を続けることができます。
従来のパワーコンディショナでは、全てのストリングの動作電圧を一括で制御するため、正常とは異なる特性を持つストリングにとっては発電効率の悪い動作電圧となってしまいます。
PVマキシマイザーなら、特性に違いがあっても個別に制御を行い、それぞれにとって効率の良い動作電圧で発電することが可能です。
特長2 | パネルの向き違い、方位違いにも対応
太陽光パネルは、向きや角度が違うだけでも動作電圧
太陽光パネルの発電量が最大となるように追従・調整される電圧のこと、この制御は「MPPT制御」と呼ばれる。
パネルの発電状況が異なると最適な動作電圧も変化し、複数のストリングを一括で制御する場合は、動作電圧も一括されてしまう。
に差が生まれます。
PVマキシマイザーなら、向きや角度が異なる場合でも効率よく発電できるよう制御が可能です。
そのため、屋上・壁面・駐車場など多様な設置場所を有効活用でき、太陽光発電所のポテンシャルを最大限に引き出します。
特長3 | メーカー違い等の異種パネルの混在に対応
太陽光パネルは、トラブルや運転年数の経過により、古いパネルの更新が必要になることがあります。
その際、パネルのメーカーや型式が異なると、特性差によって動作電圧
太陽光パネルの発電量が最大となるように追従・調整される電圧のこと、この制御は「MPPT制御」と呼ばれる。
パネルの発電状況が異なると最適な動作電圧も変化し、複数のストリングを一括で制御する場合は、動作電圧も一括されてしまう。
が揃わず、発電効率の低下を招くことがあります。
PVマキシマイザーを導入していれば、ストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのことごとの電圧を最適に制御でき、異なるパネル同士を組み合わせても効率的な運用が可能です。
特長4 | パワーコンディショナの電圧マッチング
PVマキシマイザーは電圧を一定電圧に昇圧する機能が備わっています。近年、様々な種類の太陽光パネルが開発されているなか、出力電圧が低く、既設のパワーコンディショナ(PCS) 太陽光パネルで発電した直流の電気を、建物や電力系統で使える交流の電気に変換する装置。では電圧が合わないなど課題があります。PVマキシマイザーを導入頂くことで、パワーコンディショナ 注太陽光パネルで発電した直流の電気を、建物や電力系統で使える交流に変換する装置。の入力電圧範囲まで昇圧することが可能です。
納入事例
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| 奈良県 PV容量:2.4MW(既設:1MW 増設:1.4MW) | 京都府 PV容量:615kW(既設:377kW 増設:238kW) | 三重県 PV容量:602kW(既設:332kW 増設:270kW) |
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| 岡山県 PV容量:2.91MW(既設:2.38MW 増設:524kW) | 茨城県 PV容量:1874kW | 兵庫県 PV容量:352kW(既設:290.5kW 増設:61.5kW) |
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| 広島県 PV容量:536kW | 北海道 PV容量:1.12MW(既設:943kW 増設:183kW) | 北海道 PV容量:200kW |
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| 兵庫県 PV容量:255.23kW | 北海道 PV容量:316.8kW 蓄電池容量:89.4kWh |
建物へのパネル設置
異種パネルを混在させた設置が可能
設置場所に応じて特性や型式の違うパネル(安価な結晶系、分散光に強い薄膜系など)を混在させることが可能です。
PVマキシマイザーがストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのこと毎に発電制御を行うため、パネル種別ごとにPCSを設置する必要が無く、スペースを最大限に活用可能です。
影のかかる場所でも設置が可能
時間帯により影がパネルにかかったとしても、PVマキシマイザーにより発電できるパネルから最大限発電量を引き出すことができる為、パネルの枚数を多く設置し、面積当たりの発電量を増加させることが可能です。
端数を気にせずパネルの設置が可能
枚数が揃わずパネルの設置を見送っていた狭い場所にパネルを設置しても発電が可能です。
東西南北にパネルの設置が可能
パネルの設置方位としては南向きに揃える設置が一般的ですが、PVマキシマイザーによるストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのこと毎の発電制御を行うことで発電ロスを抑え発電量を最大化できるため、条件が悪い南向き以外の壁面にも設置でき壁面の有効活用を行うことが可能です。
鉛蓄電池へのダイレクト充電
PVマキシマイザーを活用することで、不安定な太陽光発電の電圧を安定した電圧にすることが可能です。
これにより、PVマキシマイザーから蓄電池へ直接充電することも可能です。
独自の直流制御技術「DC Link」
一般的な蓄電システムでは、蓄電池の充放電や負荷への給電のために、直流と交流の間で複数回の電力変換が必要となり、その過程で損失が発生します。
ニプロンの再エネ直流給電システム「PV Oasis」では、太陽光発電と蓄電池を独自の電力システムで直接接続することで、発電から蓄電、給電までを直流のまま制御しています。これにより、従来の交流中心のシステムと比べて、電力変換に伴う損失を大幅に削減することが可能です。さらに、直流対応機器を直接接続できるため、より高効率な電力利用を実現したシステム構築が可能となります。
また、PV Oasisでは、直流で連系する構成「DC Link」をしているため、商用AC系統の停電の影響を受けにくく、無停電運転の実現が可能という特長があります。
これにより、非常時にも電力供給を継続できる高度な対応力を備えた電力システムを構築できます。
直流制御「DC Link」
直流において、電流が電圧の高い場所から低い場所へ流れるということを生かしたシステムとなっています。そのため、シンプルな設備構成となり、導入コストの抑制や、故障リスクが抑制されることによる信頼性の向上を実現しています。
遠隔監視システム「PVガードミャン」
現地に行かず遠隔で毎日一斉クラウド診断
ニプロン独自の電流・電圧・電力監視システム
PVガードミャンは、PVマキシマイザーのMPPT制御機能とストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのことの電流、電圧をセンシングするデバイスを共有することで、コストを抑えながらも他社にない、高精度な監視が可能となりました。そして、収集したデータをクラウド上で管理することで、インターネットが使える環境であればどこでも発電状況の把握が可能です。また、クラウド化によってデータ保全やセキュリティ面などが向上し、より信頼性の高いPV監視を実現しています。
I-V曲線を365日一斉自動測定、異常の兆候を見逃さない
PVガードミャンはストリング複数の太陽光パネルを直列につないだひとまとまりのこと単位の発電情報および、I-V曲線のビッグデータをクラウドサーバで管理・診断し、遠隔で異常やその兆候を見つけます。
製品ラインアップ
PVマキシマイザー 750V 14Aタイプ
接続箱機能、監視機能、SPD付
最大入力電流 750V最大許容電圧 SD③ 600V④ SSPD付 M⑤
| ①ストリング数 | ②シリーズ名 | ③電圧タイプ | ④電圧設定 | ⑤通信 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3:3ストリング | 6:6ストリング | ST:ストリング | SD:直流給電仕様 | 300V | 400V | 500V | 600V | W:無線通信 |
| 4:4ストリング | 7:7ストリング | B:接続箱機能付き | SL:PCS用(スロープ制御) | 330V | 430V | 530V | M:有線通信 | |
| 5:5ストリング | 8:8ストリング | 360V | 460V | 560V | ||||
| 380V | 480V | 580V | ||||||
PVマキシマイザー 1000V 16Aタイプ
接続箱機能、監視機能、SPD付
最大入力電流 1000V最大許容電圧 SD③ 900V④ SSPD付 M⑤
| ①ストリング数 | ②シリーズ名 | ③電圧タイプ | ④電圧設定 | ⑤通信 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3:3ストリング | ST:ストリング | SD:直流給電仕様 | 600V | 700V | 800V | 900V | W:無線通信 |
| 4:4ストリング | B:接続箱機能付き | SL:PCS用(スロープ制御) | 620V | 720V | 820V | M:有線通信 | |
| 640V | 740V | 840V | |||||
| 660V | 760V | 860V | |||||
| 680V | 780V | 880V | |||||
シンプルPV マキシマイザー 14A
リパワリング用
最大入力電流 750V最大許容電圧 SD③ 600V④
| ①ストリング数 | ②シリーズ名 | ③電圧タイプ | ④電圧設定 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4:4ストリング | ST:ストリング | SD:直流給電仕様 | 300V | 400V | 500V | 600V | ||||
| R:リパワリング用 | SL:PCS用(スロープ制御) | 330V | 430V | 530V | ||||||
| 360V | 460V | 560V | ||||||||
| 380V | 480V | 580V | ||||||||
PVマキシマイザー 4STQ 10A
ローコストモデル
| ①ストリング数 | ②シリーズ名 | ③電圧タイプ | ④最大許容電圧 | ⑤通信 |
|---|---|---|---|---|
| 4:4ストリング | ST:ストリング | SD:直流給電仕様 | DC400V | M:有線通信 |
| Q:4回路対応電源 |
100TBFL series
1ストリング用


