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》 電源事典 》 5章 NSP(ノンストップ電源) 5-2-1 原理及び特徴 ノンストップ電源は、完全に絶縁されたAC・DCの2つのゲート(入力)と2つのエンジン(コンバータ)を持ち、1つの高周波トランスに、AC・DCの2つの入力を同時に行う2ゲート・2エンジン(並列コンバータ)方式を採用しています。原理は同じですが商品としては停電バックアップだけを目的としたものと、AC・DC両入力起動ができる両入力タイプを用意しています。 ![]() 図5.2 ノンストップ電源原理図 通
常時はAC側から電力が供給されますが、ACの入力が低下、あるいは停止(停電)した場合は、これを補完する形でDC側から電力が供給されます。したがっ
て、二次側出力は無停止、無瞬断環境が提供され、コンピュータシステムに全くダメージを与えることなく、継続的な運用が保証できます。 これを下図で示す様に水の流れにたとえると、AC入力の常用タンク、DC入力の非常用タンクがあり、常に圧力の高いタンクから水が供給されることにより、二次側は常に一定の水位に保たれるという原理です。 ![]() 図5.3 水の流れに例えると ■ 従来方式(直列コンバータ方式)との比較 直流出力のDCUPSは従来、直列コンバータ方式が主流でしたが、充電部とコンバータ部が直列に接続されているため効率が悪く、サイズも大きくなるという欠点があります。ノンストップ電源は、並列コンバータ方式により、AC入力とDC入力が1つのトランスによって結合されているので、高効率・小型化を実現しました。 ![]() 表5.1 従来比較との比較 ■ NSPシリーズの相違点 ![]() 表5.2 NSPシリーズの相違点 ※バッテリーチェック端子について バッテリーチェック端子に信号"L"を入力することにより、AC側コンバータを強制的に停止させ、DC運転に切替えることができます。この操作を行うことで、バッテリーの容量や、コネクターの接続異常の有無などを確認することができます。
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