開発としては信頼性であったり国産電源を使用していると謳えることや、営業としても国内で生産している国産電源というところで、お客様からのニーズや信頼度が非常に高いといったところが主な背景になります。
製品を販売した後のアフターフォローもしっかりしていただけるので非常にありがたく思います。

そもそもニプロン以外をあまり採用していません。
その理由はやはり「信頼性・国内生産・安定供給・アフターフォロー」の4つがあるから、ニプロンさんの電源を採用している。やはり安心感があるというのが一番大きいです。
ロジテックINAソリューションズとしても販売しているPCをお客様に使っていただく中で、しっかりとサポートをやっていこう、徹底的にサポートしていこうという考えでやっている中で、サポート体制がしっかりと構築されていないメーカーさんの部品を採用して、PCとして販売するのはリスクの高いことなので、そこは開発とも部品選定の方針は一緒ですし、そういうメーカーさんであるというところがニプロンさんが持っている安心感というか信頼性というものに繋がっていると思います。
電源はPC部品の中では一番大事な命というか、供給している部品が安心できるというのは非常に大きなアドバンテージになります。
例えでよく言うのは、「マザーボードが頭脳なら、電源は心臓である」という言葉があって、そこがきちんと供給されないと製品として動かないという事態になります。
また社内でも電源1個変えただけで製品の全評価がやり直しになる程、電源は重要な部品で簡単に変更するというのは難しいです。

ニプロンの電源を採用する上で、海外製品と比較すると、価格が高いという点がありますが、その分当然海外製品より品質が良いです。
海外製品は日本国内の仕様に合わせてモディファイ対応をしてほしいという要望を出しても、手を付けてくれなかったり対応してくれたとしてもMOQの制限がある（例えば1000台以上）というところがあります。
ニプロンはコストとしては高い部分はありますが、元々手を入れなくてもそのまま使用できたり、デリバリーの面でMOQが少ないというのが大きなポイントになります。

例えば電源一個の故障や不具合についてどうしても解析をお願いしたいという要望に対して、海外のメーカーだと調査をしてくれないが、若干の有償でもかまわないからということでニプロンさんにお願いしたら快く引き受けてくれました。
そういった部分が、国内のメーカーとして事業を行っている企業はいい意味で違うなと感じました。
「電源ユニットだけもし故障したら修理や解析などに対応してくれて、電源だけ送ることもできるんだね、それなら問題ありません」と、安心して頂けます。

クレームというか製品の問題がほとんど無く、数えるほどしか起きないのであまり文句を言われません。
10年位の中で数えるほどしか起きてないし、その場合でもしっかりご対応頂いています。

デスクトップ系に関しては、画像処理の分野に進もうと考えています。
画像処理となると24時間連続稼働を要求される現場になってくるので、部品そのものの品質と信頼性が要求されます。
電源はもちろん他の部品も含めて、品質の良いものを選定して使用していきたいと考えていますので、ぜひともよろしくお願いします。
当社の特長でもある、長野県の伊那工場で国内生産を行っているので、その信頼性を強みにして事業を行っていけたらと考えています。