弱い太陽エネルギーもしっかり活用
エネルギーの取りこぼしを無くし、ＰＶシステムの“Ｗｈ”効率の向上に！！

型式	ＳＴ１００ＴＢＦＬ-１０００- ２Ｓタイプ（直列）ＳＴ１００ＴＢＦＬ-１０００- ２Ｐタイプ（並列）

太陽光発電システムが化石燃料の代替エネルギーとして利用されるにあたり、重要なのはシステムが寿命まで
どの程度エネルギーを生み出したかです。
「発電出力（Ｗ）」ではなく、「発電量（Ｗｈ）」こそ、重要な指標となります。
現在のＰＶシステムはコスト削減や性能向上を目標とし、未だ“Ｗ”を重視しています。
ニプロンは、“Ｗｈ”の向上こそが、顧客が求めている「真の価値」であると考えています。

なぜＷｈなのか
ＰＶシステム等を導入しているお客様が求めているのは、「電気」ではなく「電気代の削減」です。
太陽光発電には、自然を相手にした発電の為、不安定な要素が非常に多く絡みます。
想定した環境と実際に運転している環境では、違いができます。
よって、最大限に使用できるように、マイナス要因は取り除かなければなりません。

ニプロンのストコンは揚水ポンプと同じ！
水溜りの様な電気を100％近く汲み揚げる。1枚のPVからも効率良く揚げられます
ストリングたじゅぶうコンバータ(愛称：ストコン)
・ニプロンオリジナル技術である多重ブースター回路（たじゅぶう）を発展させた超高効率（99.4％）のDC-DCコンバータです。
・使われていない朝・夕の時間帯の弱い太陽光エネルギーもしっかり持ち上げて（昇圧して）有効に活用できます。これはたじゅぶうの一大特長である超広範囲入力（DC24V～400Ｖ）に対応できる性質により可能となっています。
・落ち葉・鳥の糞・日陰等による電圧低下で並列運転時に出力低下が生じますが、このストコンを使用することで、残りの発電パネルの電圧を高効率で持ち上げるため電力ロスを最低限に抑えます。
・多重に継るチョークコイルのエネルギーのみで直流平滑化を行うことで、電解コンデンサを不要としたため実力25年以上の長寿命化が可能で、屋外設置が可能なIP44構造としています。

発電量を減少させる事故や要因は

Ⅰ. ホットスポット現象
太陽光パネルが陰るとその部分が、抵抗として発熱し、パネルの故障を引き起こします。
原因
落ち葉・鳥の糞・半田不良等
対策
バイパスダイオードを使用し、抵抗部を避け、
電流を流します。但し、電圧や発電量が低下します

発電量を減少させる原因

ＳＴ１００ＴＢＦＬなら

ＳＴ１００ＴＢＦＬは広範囲な入力範囲
電圧が落ちてもしっかりと昇圧でき、最大限、電力を取る事が可能です

ストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）は広範囲な入力範囲で電圧が落ちてもしっかり昇圧が出来発電効率をアップさせることが可能です。

Ⅱ. アーク放電

太陽光パネルアーク放電例自然災害に巻き込まれた後などに高電圧ラインが切断されると、亀裂部分でアーク放電が起こります。アーク放電が起きると発煙や発火の危険性があります。米国電気規格（ＮＥＣ）では、最高電圧がＤＣ８０Ｖ以上で動作する装置にはアーク放電を検出する回路とその保護システムの搭載を義務付ける規格が２０１１年に制定されています。出来る限り直列枚数を減らし、ストリング数を増やす事で事故の可能性を減らすことができます。

ＳＴ１００ＴＢＦＬの使用例

・火災の危険性を出来る限り減らす為に、直列枚数は最低限に
・破損部以外での発電を継続させ、発電量の減少を防ぎます

ストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）を利用することで火災の危険性をできる限り減らし破損部以外での発電を継続させ発電量の減少を防ぎます

日照量と日照時間

《太陽光発電システムの発電量計算式》
『発電量＝システム容量 × 日射量 × 損失係数（％）』

上記の式のように、最も影響をうけるのが日射量、それに関係する日照時間です。日射量が多いほど発電量は増加し、日照時間も長い方が発電量が増加することになります。

日陰の影響

時間が変わると陰の範囲も変わります。
また、現状しっかりと発電していても、マンションやビル等が建設されることで、日射量が変わる可能性があります。ＳＴ１００ＴＢＦＬを接続していれば、日射環境の変化による発電量の減少を抑え、場合によっては増やす事が可能です。

ＳＴ１００ＴＢＦＬの利点

ＳＴ１００ＴＢＦＬを使用することで、下記の様な利点が生まれます
・パワコンの起動条件を早期に満たし、発電開始が早くなる
ストリングたじゅぶうコンバータを使用することでパワコンの起動条件を早期に満たし発電開始が早くなります。
・日陰により発電部が減っても発電を行う為、無駄が無い
・陰が無くなった場所から発電を開始し、容量を多く取れる
※他にも積雪が多い場所であれば、雪が無くなるにつれ、発電量の早期回復が望めます

現状構成との優位点

日陰の影響もストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）を使用することでパワコンの起動条件を早期に満たし発電効率が向上します

現状構成は、高電圧低電流で、配線コストは低いが、事故の危険性は高い
ＳＴ１００ＴＢＦＬを接続の場合、パワコン付近のみ高電圧の為、危険性は抑えられる

日の出後や日没前

現状構成は、パワコンの入力電圧を満たさなくなり、発電停止となりますがストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）を接続した場合、購入力範囲のため日の出後や日没前でも発電が可能です。

現状構成は、パワコンの入力電圧を満たさなくなり、発電停止
ＳＴ１００ＴＢＦＬを接続の場合、広入力電圧範囲で、日の出後や日没前でも発電が可能

障害物等の陰り

低電圧の方の電力は取りにくく、取れた場合でも最大効率での動作は不可ストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）を接続の場合、どのような陰の形でも電圧を均等に合わせ、電力を無駄なく取得可能

低電圧の方の電力は取りにくく、取れた場合でも最大効率での動作は不可
ＳＴ１００ＴＢＦＬを接続の場合、どのような陰の形でも電圧を均等に合わせ、電力を無駄なく取得可能

太陽光パネルの発熱と効率の関係

・一般的に使用されているシリコン系の太陽光パネルの発電効率は、１℃あがる毎に効率が０．５％ダウンします。
・カタログ表記の容量や効率は、２５℃での評価時です。
・素子温度上昇の損失率：１２～２月：１０％、３～５月/９～１１月：１５％、６～８月：２０％
・発熱は環境温度や日射量が要因ですが、パワーコンディショナーの特性により脈流で発熱が起きることもあります。

その他の利点【脈流】

・パワーコンディショナーはＡＣを出力する為、入力電流に脈流が起きる場合があります
・燃料電池や蓄電池には、この脈流が悪影響を与え、寿命の低下を招きます
・ＳＴ１００ＴＢＦＬは、入力電流の一定制御を実現
・効率・品質・寿命の３つを向上することが出来ます

用途は様々！！ストコンを活用したシステムをご提案

ストリングたじゅぶうコンバーター（ストコン）型式について

産業用50ｋW規模のPVシステムへのストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）接続案

メガソーラ１００ｋＷ～５００ｋＷ規模のＰＶシステム
既設のメガソーラへ簡単に後付工事が可能！！

ビル壁面・ガラス窓（シースルーＰＶ）を活用した発電
寄棟屋根等でパネルの端数でお困りの時
ストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）を使用することで1枚からでも高効率に400Vに上げることができます

ストリングたじゅぶうコンバータ（ストコン）を使えばあらゆる場面でPVシステムの構築が可能

上記製品についてのお問合せは下記までご連絡お願いいたします。
株式会社ニプロン
TEL：06-6487-0611　support@nipron.co.jp

弱い太陽エネルギーもしっかり活用エネルギーの取りこぼしを無くし、ＰＶシステムの“Ｗｈ”効率の向上に！！

弱い太陽エネルギーもしっかり活用
エネルギーの取りこぼしを無くし、ＰＶシステムの“Ｗｈ”効率の向上に！！