pNSP2U-550P-AAS
pNSP2U-330P-AAS
新製品 pNSP2U-1000Pシリーズ
現在サーバ・システム等に多く使われている従来方式を調べると、電源に割当てられているスペースは厳しく、更なる省スペースが要求される中での信頼性を達成する方法を考えると、従来のフルリダンダント方式における無理が感じられます。逆説的な見方をすると、無理な設計をしているため信頼性を低下させ、電源の事故が多く発生し、その対策として電源の二重化をしているのではないかとさえ思われます。 しかし、省スペースへの時代的要求は変わらないとすれば、信頼性をあげるための本質的解決策としては、 電源効率をあげることと破損の確立の高い部分(1次側)のみを二重化し、ホットスワッピング(活性交換)ができる構造にすべきとの考えにニプロンは至りました。 又、その他の破損の可能性に対しては、よりシンプルな回路方式で部品点数を減らし、ディレーティング率により余裕を持たせた部品選定を行うことで防止する考えです。 更に、回路的な工夫として、より安全な構成にするため直列的より並列的な回路方式(例えば、平滑コンデンサは一つより二つ並列で使用する等)とする設計ポリシーで行っています。
以下により詳しい違いと、ニプロン方式の特長を記載致します。
・突合せダイオードは、プライマリー側にあるため数W以下の損失である。 ・セカンダリー(2次側)は共通としているため、部品のサイズを一回りから二回り大きくし抵抗分を減らし効率を上げている。 効率77%typ(AC240V時) pNSP2U-1000Pシリーズ→83%(ATX)〜84%(12V)[AC240V時]